「はじめての方へ」や「子宮内膜症発覚から妊娠までの流れ」の中で、私が子宮内膜症(チョコレート嚢胞)の治療で手術を選択せず、薬物療法を選んだとお伝えしました。薬物療法を選んだ理由、選んでどうだったかを書いていきます。
治療の選択肢
病院での治療は、主に手術療法と薬物療法の2種類があります。
手術療法は症状が重い、チョコレート嚢胞が大きい場合などが対象となるようです。
薬物療法は手術をしたくない、痛みを軽減したい人などが対象となるようで、すぐに病変がなくなるわけではないそうです。低用量ピルで月経量を少なくしたり、黄体ホルモン製剤などを使いって定期的な月経を止めたりして、痛みを軽減させます。
私は一時救急車で運ばれるほどの腹痛と、生理が重いなどの症状がありました。また、チョコレート嚢胞も6cm以上と大きく、医者からは手術が適当だろうと言われました。
手術のリスク
最初はすぐに手術を受けようかと思ったのですが、一回立ち止まってチョコレート嚢胞について調べてみました。手術療法には病変を取り除けるというメリットもありますが、リスクやデメリットもあることが分かりました。
私が手術を選択しなかった理由は以下の通りです。
- 手術をしても再発の可能性がある
- 身体への負担がある
- 時間的に拘束される
- 費用がかかる
- 薬物療法でも病変が小さくなることがある
- 手術以外の方法でも治癒することがある
私が行っていた病院では開腹手術を勧められ、2週間程度の入院期間、高額療養費制度を活用しても10万円以上の出費、そして身体にメスを入れることの負担を考え、手術はしない方法に切り替えました。
どのような治療を選択するかは、その人の状況や考え方により異なるでしょう。
薬物療法を選択
手術を回避した私は、薬物療法での治療を選択しました。
薬物療法にも何種類かありますが、私は低用量ピルで様子を見ることにしました。
月経をコントロールして月経量を少なくし、痛みを減らそうという方針です。
ただし、低用量ピルだけで大きなチョコレート嚢胞を根治させるのは難しいそうです。
薬物療法に加えて自分でも治癒力を高める
ネットで子宮内膜症について調べていた私は、中には子宮内膜症を自然治癒した人もいることを知りました。
子宮内膜症を自然治癒した人たちは、病院での治療を受けなかったからといって何もしなかったわけではありません。
食生活に気を付け、健康的な暮らしを徹底することによって、数か月や数年で自然治癒させていたのです。
手術するより金銭面でも身体面でも時間の面でもメリットが大きい!と思った私は、薬物療法を続けながら生活習慣の改善にも取り組んでいくことにしました。
コメント